トンチで知られる一休さんはお香を愛した歴史的人物の一 人で、室町時代を生きた一休 宗純(そうじゅん)という禅宗の僧侶でした。彼は中国で書かれた、お香の魅力を表現した漢詩を自ら書にし、世に広めました。
仏教や寺院とお香は現在でも密接に関わっていますが、僧であった一休さんの生活にお香が深く関わり、"香に十徳あり"とその素晴らしさをいつも感じていたであろうことがうかがえます。
さて、ではその十徳とはどんなものであったのでしょう。
香の十徳
一、 感覚を研ぎ澄まし
二、 身も心も清らかにし
三、 よく穢れを取り除き
四、 よく眠りを覚まし
五、 静けさの中に安らぎをもたらし
六、 忙しい時にも心を和ます
七、 多くとも邪魔にならず
八、 少なくても十分に足りる
九、 年月を経ても朽ちず
十、 常用しても障りはない
1400年以上も前から愛される、こんなにいいことだらけのお香。なんだか試してみたくなってきませんか?